日本旅行 2018年GWの旅行動向発表、今年は近場に人気集まる
2018年4月16日(月) 配信
日本旅行(堀坂明弘社長、東京都中央区)はこのほど、ゴールデンウイーク(GW)(国内:4月26日~5月6日宿泊、海外:4月24日~5月6日出発)の予約状況から、人気の方面や旅行動向をとりまとめた。5連休だった昨年と異なり、3連休(4月)と4連休(5月)になる今年は、とくに近場エリアが好評だった。海外旅行も近場が人気で、アジア圏が上位を占めた。
□【 国内旅行 】
・人気ランキング1(前年比較)
1位:関西(城崎、白浜など)
2位:首都圏
3位:関東(栃木など)
・人気ランキング2(直近1ヶ月の伸び率)
1位:関東(栃木など)
2位:北陸
3位:信越
・1位の関西は、耐震改修工事完了でリニューアルした施設が多い南紀白浜(和歌山県)や、城崎温泉(兵庫県)などが人気。現在、南紀白浜のアドベンチャーワールドにはパンダが5頭いて、入場制限なく見学することができる。
・2位の首都圏は、東京ディズニーリゾートR35周年、都内の新たな商業施設開業や上野のパンダ人気などが反映されていると予測する。
・3位の関東は栃木が好調。4~6月は、 JR6社が地元観光関係者や自治体、旅行会社と協力して展開する大型観光キャンペーン:栃木ディスティネーションキャンペーン(栃木DC)が開催中。間際の申し込みも多く、直近1カ月の伸び率で1位となった。
□【 海外旅行 】
・人気ランキング1(旅行者数)
1位:台湾
2位:韓国
3位:タイ
4位:香港
5位:イタリア
・人気ランキング2(前年比較)
1位:米国本土
2位:オーストラリア
3位:香港
4位:韓国
5位:タイ
・前年比較では、米国本土と韓国が回復し1位、4位と、大きく伸びた。前年比較2位のオーストラリアは、同社が注力する方面のひとつ。商品の数・質とも充実した結果、前年から大きく伸長した。
・出発日では、 5/3がピークとなったが、うち7割以上がアジア方面。ヨーロッパ方面は4/28~30にかけてピークが続くという。