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国内は青森、海外はフィリピン スカイスキャナージャパン、GW人気旅行先ランキング発表

2018年4月18日
営業部:後藤 文昭

2018年4月18日(水) 配信

「弘前公園」では、今年で100周年を迎える「弘前さくらまつり」が開催される。(写真はイメージ)

国内外の航空券・ホテル・レンタカーの比較検索サービスを提供するスカイスキャナージャパンが、「2018年ゴールデンウイーク 人気急上昇の旅行先トップ10」を発表した。最も予約の伸び率が高かった目的地は、国内では青森県、海外ではフィリピンという結果になった。

 国内1位の青森県は、東京(羽田)、大阪(伊丹)といった主要空港からの往復便の予約がとくに好調で伸び率は前年から143・8%増加した。2位の宮崎県は、昨年ジェットスター・ジャパンの東京(成田)―宮崎線が就航。東京(羽田)や大阪(伊丹)との往復便の予約も順調に伸び、68.6%増加した。3位は、ソラシドエアがGW中に臨時便を運航している東京(羽田)―長崎線が好調な長崎県で、47・7%増。4位は、NHK大河ドラマ「西郷どん」の舞台として注目を集める鹿児島県で38・1%増の伸びとなった。

 海外旅行では、航空各社の新規就航が日本人観光客の増加を後押し、人気の急上昇に大きな影響を与えたようだ。海外1位は、3月はジェットスター・アジア航空の大阪(関西)―クラーク線が就航したフィリピンで、107・0%増と大幅な伸び。2位は、ルフトハンザ ドイツ航空の名古屋(中部)ーフランクフルト線が3月から増便したドイツで60・5%増の伸びを記録。3位は、昨年JALの東京(成田)―メルボルン線とカンタス航空の大阪(関西)―シドニー線が就航したオーストラリア(+58・2%)、4位は、ジェットスター・パシフィック航空が昨年に大阪(関西)―ハノイ線と大阪(関西)―ダナン線を就航させたベトナム(+56・1%)が続いた。

フィリピンは、さまざまな観光促進キャンペーンを実施(写真はイメージ)

 ランキング作成に当たっては、2018年のGW(4月28日~5月6日)中の国内全空港発着便のスカイスキャナーでの予約席数と、 17年のGW(4月29日~5月7日)中の予約席数を比較した。 なお予約席数は、 2018年のGWは18年3月26日時点、 17年のGWは2017年3月27日時点の値。 国内は2017年の予約席数が中央値、 海外は平均値を下回る目的地は除外している。

国内・海外トップ10

国内

1位  青森県  (+143・8%) 

2位  宮崎県  (+68・6%)

3位  長崎県  (+47・7%)

4位  鹿児島県 (+38・1%)

5位  愛媛県  (+31・2%)

6位  沖縄県  (+29・2%)

7位  大分県  (+25・8%)

8位  熊本県  (+18・4%)

9位  宮城県  (+17・3%)

10位 兵庫県  (+14・2%)

海外

1位 フィリピン     (+107・0%)

2位 ドイツ       (+60・5%)

3位 オーストラリア   (+58・2%)

4位 ベトナム      (+56・1%)

5位 ロシア       (+48・3%)

6位 インドネシア    (+33・8%)

7位 タイ        (+28・6%)

8位 マレーシア     (+27・7%)

9位 中国        (+23・1%)

10位 カンボジア     (+21・9%)

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