インバウンドの受入体制拡充に注力 (オリックス)
2018年4月18日(水) 配信
オリックスがインバウンドの受入体制拡充に注力する。4月18日(水)に、滞在期間中の情報収集に役立つインフラ整備を始めると発表。インバウンドの国内滞在時の利便性を向上させ、地域事業者の消費増に寄与する考えだ。
オリックスの役割は、宿泊施設や飲食店の集客をサポートし、インバウンドの情報収集を助けること。メニューや部屋プランといった各店舗・施設情報を多言語に翻訳し、ウェブ上に掲載するとともに、2次元(QR)コードやNFC(近距離無線通信)といったコンタクトポイントを観光案内所などに設置し、来訪者(インバウンド)とのマッチングにを支援する。店舗・施設らは、有償でサービスを利用することとなる。
広島市(広島県)や倉敷市(岡山県)、名古屋市(愛知県)ら26の自治体・団体が参画することとなっている。案内所でコンタクトポイントを設置するほか、自治体のホームページにもQRコードを掲載する予定。すでに、福岡市(福岡県)と嬉野市(佐賀県)、由布市(大分県)で実証実験を行っている。