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1年間の成果を発表! エアビーアンドビー×吉野町(奈良県)

2018年4月19日
編集部:謝 谷楓

2018年4月19日(木) 配信

エアビーアンドビーが吉野町での民泊ビジネスの成果を発表した(写真はイメージ)

吉野町(奈良県)と、民泊仲介サイトのエアビーアンドビー(Airbnb)が提携をスタートして1年となる。 コミュニティハウス「吉野杉の家」を建設するなど、シェアリングエコノミーを生かし、来訪者と地域住民の交流促進に寄与している。エアビーアンドビーはこのほど、民泊ビジネスによる経済効果など、1年間の取り組みの成果について発表した。

 「吉野杉の家」の年間稼働率は 70%。年間収益は約 270 万円を突破した。住民ら30人が協力して運営するスタイルの民泊物件で、国内外からの旅行者をもてなしている。カフェでは、住民らによる朝食・ランチの提供も行っており、こちらの利益総額は約300 万円。収益の分配については、地域内で取り決めがなされている。なお、吉野民泊物件を運用するホストの年間平均収益は約 23 万円となった。

 民泊の活用は地域にとって、受入体制の要となる宿泊施設数を伸ばすことにつながる。来訪者に対し、宿泊時でも地域住民と交流できる環境を整えられるため、ローカル地域の文化・伝統に興味関心の高い旅行者を取り込むキッカケとして期待されている。

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