山東省ツアーを支援、上海万博とあわせて誘客
中国山東省観光局は1月27日、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で観光商品説明会を開いた。「万博を見学、山東省を観光」をテーマに、5月1日から開幕する上海万博とあわせて、山東省への観光客誘致を目的としている。上海万博期間中に、同省に1泊以上する旅行者1人につき、送客した日本の旅行会社に、100人民元を補助するなどの支援策を設けている。
来賓として出席した衆議院議員の二階俊博氏は冒頭、「20年以上、山東省と地元・和歌山県は姉妹省県の関係にある」と紹介したうえで、「中国の国家旅游局長から上海万博7千万人の来客は達成できそうだが、海外から300―350万人の観光客を迎え入れられるかが成否のカギ。このうち日本から100万人を迎え入れることを期待していると言われた。上海万博の成功と、山東省を経由した日本人観光客の増大に向けて、できるかぎりの協力をしていきたい」と話した。