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新幹線開業で連携、青森・鹿児島がフェスタ

2010年2月21日
編集部

 青森県(三村申吾知事)と鹿児島県(伊藤祐一郎知事)は2月5日、東京都内のホテルで、東北・九州新幹線全線開業共同キャンペーン「青森・鹿児島 二倍満足フェスタ」を開いた。今年12月の東北新幹線全線開業、来年3月の九州新幹線全線開業を控えた両県がスクラムを組んで開業の周知をはかるのが目的。

 席上、あいさつに立った三村知事は「本州最北端から九州最南端まで新幹線が繋がる。新幹線新駅の新青森は八甲田とむつ湾が一望できる駅。開業で東京から3時間20分、2012年度末までには3時間5分で結ばれる。北から南から日本を元気にしていく」と述べた。

  一方、伊藤知事も「鹿児島と青森は形が似ているといわれる。鹿児島には大隅、薩摩の半島が、青森にも下北、津軽の半島があり、鹿児島をひっくり返せば青森とほぼ同じ形になる。また、世界自然遺産に屋久島と白神山地が登録されているが、その登録も同じ時期だった。お互いに競いあって観光客誘致に取り組みたい」と両県の連携を強調した。

 フェスタでは、両知事がプレゼンターになり、温泉や食、自然、文化、祭り・イベントなど両県の魅力を旅行会社に説明した。また、青森出身のオリンピックレスリング金メダリストの伊調馨さん、鹿児島出身の歌手の辛島美登里が食や温泉に関してふるさと自慢を行った。最後に東日本旅客鉄道の見並陽一常務と九州旅客鉄道の町孝常務が応援メッセージを送った。

 今回のフェスタに合わせ千葉県習志野市のジャスコ津田沼店では、同日から7日まで「青森 鹿児島合同フェア」を開催。両県の物産品の販売や観光地の紹介のほか、郷土芸能を披露した。

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