老人ホームでハンドベル演奏、湯原温泉の女将会「シャクナゲ会」
岡山県湯原温泉の旅館の女将で作る「シャクナゲ会」(上塩浩子会長=八景社長)のメンバー5人は2月8日、大阪市生野区の特別養護老人ホーム「インパレスみのり苑」を訪れ、ハンドベル演奏を披露した。
ハンドベルは「仕事以外で何か楽しいことを見つけたい」(上塩会長)と1年半前から、女将業の合間をぬって練習を重ねてきたもので、地元の保育園や小学校などでは演奏を行っているが、県外での披露は初めて。
入所者約50人を前にステージに立った女将さんたちが「花」「見上げてごらん夜の星を」「ふるさと」など6曲を披露。熱のこもった演奏に会場からは手拍子が起き、ハンドベルに合わせて歌ったりと和やかなムードに包まれた。
施設側から花束と感謝状を受け取り、感激の面持ちの上塩会長は「皆様からパワーをもらいました。機会があればぜひ湯原温泉にお越しください」と呼びかけていた。