日本に美容の実習、台湾の専門学校から生徒20人
台湾の東呉高級工業家事職業学校美容科の生徒たちが技能実習のため日本を訪れ、湘南ビューティーカレッジ(井出隆夫校長、神奈川県平塚市)で2月23日から7日間、エステやヘアカット、メイクなどを学んだ。
一行は1―3年生までの生徒20人と先生2人の計22人。22日に成田到着後、同校でオリエンテーションと歓迎食事会。研修は翌23日から3月1日まで。メイクアップやヘアカットをはじめ、サロン実習・体験、ネイル実習、アロマヘッドスパ、振袖着物の着付けなどに熱心に取り組んだ。
また、研修の合間には東京・銀座の資生堂見学や美容機器メーカー見学なども精力的にこなした。
研修終了後は6日間の日程で京都や箱根、浅草、お台場、東京ディズニーリゾートなどを訪れて楽しんだ。鄭宛青美容科主任は「日本の美容技術を学ぶだけでなく、歴史や文化を知る良い機会だったので生徒たちも喜んでいる」と、今回の研修の感想を話してくれた。
同校は観光科や情報科、飲食科、保育科などの学科があり、生徒数は約5千人という。なお、観光科の生徒は今までに長野県内でスキー体験などを行っているという。