日本初開催、「第13回ACIアジア太平洋地域総会」始まる
2018年4月24日(火) 配信
千葉県千葉市で4月23日(火)、日本初開催の「第13回ACIアジア太平洋地域総会」が開幕した。ホスト空港は、成田国際空港(NAA)。約43カ国、62航空会社、520人が参加した。25日(木)まで、アジア太平洋地域をはじめとする空港・航空関係者が参加。人材確保や利便性向上など、業界が抱える課題や将来展望などが議論される。
NAAの夏目誠社長は、24日の開会式冒頭で世界各国の空港で進められている機能強化の流れに触れ、成田国際空港も年間発着回数50万回に拡大すると報告。ディスカッションや展示などを通じ、「デジタル技術と東京オリンピック・パラリンピック対応、観光、NAAの取り組みの4つのコンセプトを感じて欲しい」とあいさつした。
その後、「日本における持続的な観光」や、「2020 年以後の空港産業」、「空港民営化」についてパネルディスカッションが行われ、質疑を含め真剣な議論が繰り広げられた。