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ともに旅文化を創造、新たな関係へ定款変更(朝日旅行協力会)

2010年3月21日
編集部

 朝日旅行協力会(佐藤好億会長、500会員)は3月17日、東京・浅草ビューホテルで2010年度通常総会を開き、新・朝日旅行との強固なパートナーシップを築くために、定款を一部変更した。

 朝日旅行はJTBと朝日新聞が提携し、昨年4月から51%の株式を取得したJTBのグループ子会社になった。佐藤会長は冒頭、「不安を感じられた会員もおられると思うが500会員が残った。我われ協力会は、人生を重ねていっても惜しくない『人を大事にする旅』を企画していただける朝日旅行という特殊な会社と、より強いパートナーシップを築き、これからの日本の旅のありようについて提案し、具体的に実践に邁進していきたい」とし、「地域の中で文化性のある仕事として地域に残していこう」と語った。さらに、「我われ協力会は現地研修など通して会員の皆さんと将来の道を開く可能性を模索してきた。今後は、日本の宿を守る会、日本秘湯を守る会、日本の食文化を守る会、一般協定先のどの研修会にも横断的に出席できるよう検討していく」と述べた。

 今回、定款を主に変更したのは「目的および事業」。従来は「朝日旅行の観光事業の推進に協力する……」とあった箇所を、「朝日旅行とともに、旅文化を創造していくための温泉文化、旅館文化や食文化、地域文化の保全と継承に努め、自立と協働の精神で……」と、より両者の協力関係の強化と、共同責任をとる関係へと変えた。

 今年度も会員の募集型企画旅行を掲載した旅行情報紙「朝日旅行」を、朝日新聞読者に折込広告として年に10回程度、東京本社管内で約330万部、大阪支社管内で約140万部配布する。

 部会活動では、日本秘湯を守る会(194会員)のホームページからの1年間(09年3月―10年2月)の宿泊総数は、前年比1億円790万円増の2億4120万円と、順調に推移した。このほど英語版がスタートし、今後中国語、韓国語版の開設にも取り組む予定だという。

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