新千歳国際線旅客ターミナルビル3月26日にオープン
北海道新千歳空港の新しい国際線旅客ターミナルビルが3月26日に開業した。従来の施設に比べると5倍の広さになる。年間最大100万人の利用も可能という。総事業費は約206億円。全体のオープンは来年夏を予定している。
国際線旅客ターミナルビルは、鉄骨造り(一部鉄筋コンクリート)地上4階、地下1階建て。延べ床面積は1階部分のサービス道路も含め約6万1300平方メートル。1階はバス・タクシー乗降場や手荷物荷捌き場。2階が到着ロビーで3階が出発ロビーとなり、4階はラウンジやフードコート。土産物店などの商業施設は、利用客が集中する2、3階フロアをメインに配置されている。
現在、国際線の定期便はソウル、上海、北京、香港、台北、グアムなど9路線、週42往復している。チャーター便の2009年の実績は26都市966便になる。
なお、国内線へつながる連絡施設は2階(来年には3階にもオープンする)。動く歩道や電動車などを導入。宅配や手荷物一時預りのカウンター、ポーターサービスもある。