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観光圏新たに15地区、10年度、伊豆など認定(観光庁)

2010年5月21日
編集部

 2010年度の観光圏整備計画、新たに15地域を追加認定――。観光庁は複数の観光地が連携して、2泊3日以上の滞在型観光を目指す「観光圏」の今年度の整備計画として、伊豆観光圏や立山黒部アルペンルート広域観光圏など15地域を新たに加えた。09年度は14地域、08年度は16地域が認定されており、3年目を迎え、計45地域が認定を受けている。

 同事業に認定されると、観光旅客の来訪・滞在の促進に効果や成果の見込まれるソフト事業に係わる補助金(上限40%)が国から交付されるほか、着地型旅行商品を宿泊施設で販売するための旅行業法の特例、さらには周遊割引券を導入する際、運送関係法令の手続き緩和などのメリットがある。観光庁は観光圏整備事業に係わる補助金について、10年度は41地域の観光圏を対象に交付を決定している。

 今年度新たに認定を受けた15地域は次の通り。

 はこだて観光圏(北海道)▽釧路湿原・阿寒・摩周観光圏(北海道)▽めでためでた♪ 花のやまがた観光圏(山形県)▽箱根・湯河原・熱海・あしがら観光圏(神奈川県)▽八ヶ岳観光圏(山梨県)▽トキめき佐渡・にいがた観光圏(新潟県)▽越中・飛騨観光圏(富山県・岐阜県)▽立山黒部アルペンルート広域観光圏(富山県・長野県)▽伊豆観光圏(静岡県)▽知多半島観光圏(愛知県)▽東紀州地域観光圏(三重県)▽瀬戸内しまなみ海道地域観光圏(広島県)▽香川せとうちアート観光圏(香川県)▽豊の国千年ロマン観光圏(大分県)▽玄界灘観光圏(佐賀県・福岡県・長崎県)

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