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溝畑観光庁長官を表敬訪問(第21回全国旅館おかみの集い運営委員)

2010年6月1日
編集部

 第21回全国旅館おかみの集い運営委員会(運営委員長=畠ひで子・匠のこころ吉川屋女将)は5月19日、畠運営委員長をはじめ、小田真弓アドバイザー委員(加賀屋女将)、移川鞠子副委員長(浅虫観光ホテル女将)、峯平滋子副委員長(湯郷グランドホテル女将)、村田明美委員(五浦観光ホテル若女将)と、旅行新聞新社の石井貞徳代表取締役が観光庁の溝畑宏長官を表敬訪問した。

 全国唯一の旅館・ホテルの女将による全国会議「全国旅館おかみの集い」には毎年100―150人が参加する。第21回を迎える今年は7月6日に帝国ホテル東京で「匠 守るべきもの、変えていくもの」をテーマに開かれる。

 溝畑長官は、「この不況下で一番大変な思いをしているのは現場の女将さんたちでしょう」とねぎらい、「お宿のホスピタリティは世界一。日本文化の本流なので、観光庁もできる限りのサポートをしていくので一緒に頑張りましょう」と激励した。年末年始も九州の宿を泊まり歩き、現場の状況を自分の目で勉強したという長官は、「今は大変なときだが、観光は重要な産業。観光を日本の誇れる産業、みんなのあこがれにしたい」と熱い思いを述べた。

 また、観光庁訪問に先立ち、協賛の読売新聞社の宮本友丘販売担当常務取締役と池田均販売局総務を訪ねた。

 宮本常務は、「時代はどんどん流れていくが、『変えてはいけない旅館の意義』がある。逃げずに挑戦し続けた者が次の展開で勝者になれるのでは」とエールを送った。

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