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ハッシュタグやSNS投稿から、女子旅情報を検索 (トラベルブック×ミンツプランニング)

2018年5月10日
編集部:謝 谷楓

2018年5月10日(木) 配信

インスタグラマートラベルメディア「なでしこ紀行」のウェブページイメージ(同社報道資料より)

ユーザーは、話題のハッシュタグやお洒落な写真から目的情報を検索し、デスティネーションをチョイスする。宿やレンタカーの予約も、同一ウェブサイトからシームレスに行えないか?――。「実際に現地で使える」旅情報の提供に強みを持つOTA(オンライン旅行会社)トラベルブック(長田龍代表、東京都目黒区)がこのほど、インスタグラマートラベルメディア(なでしこ紀行)を立ち上げ、実現した。SNS(交流サイト)で人気なインフルエンサーらが、旅に出る具体的なキッカケを提案する。

 SNSを駆使したデジタルマーケティングで強みを持つミンツプランニング(金本かすみ代表、東京都渋谷区)が、影響力を持つインフルエンサーやライターのマネージメント・派遣を担当。トラベルブック社と共同で、メディア(なでしこ紀行)を運営する。

 「デスティネーションありきではなく、しっかりと目的を定めたうえで旅行に出掛けてもらう。例えば、どこそこに行くから温泉に入るというのではなく、この温泉に入りたいからここに行きたいという提案をしていきたいと考えているのです。女性を中心に支持を集めるインフルエンサーの影響力によって、ユーザーの共感を呼び、トレンドをつくっていきたいと考えています」と、同社(ミンツプランニング、広報)は本紙の問い合わせに対し応えてくれた。

 スマートフォンで「SNSを見る・書く」に割く時間(一日あたり)は、全世代で約31時間と、メールやブログ、ウェブサイトの閲覧を押さえトップに。世代ごとにみても、10歳と20歳代では各々73、59時間と他を大きく引き離す結果となった。

 SNSの利用率を見ると、とくに女性を中心にインスタグラム(Instagram)の人気が高まっており、20歳と30歳代ではフェイスブック(Facebook)に迫る勢いを付けている(42~56%)。(2016年、総務省情報通信政策研究所)

 ミンツプランニング社はこれまで、女性ターゲットとしたモニター施策やモデルのキャスティング実績を持ち、女性ユーザーへの訴求を得意としてきた。同メディア(なでしこ紀行)では、これまでの知見を生かし旅行需要の創出にも注力する構え。 「人気のインフルエンサーを現地に派遣し、スポットやアクティビティを実際に体験・取材し、拡散することで、まだ知られていない地域の魅力を届け、女子旅需要を喚起していきたい」とのこと。各地域のアクティビティ関連事業者や、観光協会との連携も視野に入れる。

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