国内、海外ともに旅行意欲高まる、JTB夏休み旅行動向
JTBがこのほど発表した2010年度の夏休み(7月15日―8月31日)の旅行動向によると、国内旅行人数は前年比4.0%増の7412万人と好調に推移する見込み。一方、海外旅行も同8.4%増の244万人と大幅な増加が予想され、景気の回復基調により、夏の旅行意欲は高まる見通しだ。
1人1回当たりの平均費用は、国内旅行が同2.9%増の3万5300円、海外旅行が同3.0%増の21万8700円と上昇が期待される。
国内では、ETC割引利用経験者の86.1%が今夏の旅行でも利用の意向を示したのが大きな特徴。海外は、ハワイやグアム・サイパン、中国に加え、円高でお得感が増した欧州が人気を集めている。