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8月22日まで展開、「うなぎの街成田」PR

2010年8月1日
編集部

「市内77軒がスタンプラリー」

 千葉県の成田市観光協会は7月14日から8月22日まで、市内の飲食店や物販店77店舗が共同で「成田うなぎ祭り」キャンペーンを展開している。成田と古くから深い関係のあるうなぎの消費促進と、成田のうなぎのイメージアップが目的で今年が6回目。

 期間中には、参加店舗に成田うなぎ祭りののぼり旗を立て、1千円の食事や買い物をすればスタンプが1つもらえる(1店舗最大2つまで押印)スタンプラリーを行っている。スタンプが3つ集まると、海外旅行や市内ホテル・旅館のペア宿泊券、成田の物産品豪華詰め合わせなどが抽選で当たる。

 成田うなぎ祭り初日の7月14日には、成田駅(JR・京成両駅)で成田市観光キャラクター「うなりくん」も登場して、うなぎマップ配布などのPR活動を実施した。

 成田周辺は古くから、印旛沼で獲れた川魚料理を食しており、なかでも栄養価の高いうなぎ料理は、地域の食文化として定着してきた。元禄時代になると、成田詣など江戸から行ける行楽地として繁栄。門前町の旅館では、夏場のうなぎ料理を売り物として、宿泊客をもてなした。

 距離800メートルの成田山表参道は現在でも古くからの旅館や料理店が軒を連ね、このうち約60店がうなぎ料理をメニューに入れていることから、全国でも稀なうなぎの街として、今後もPRしていく考えだ。

 問い合わせ=成田市観光協会 電話0476(24)3198。

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