test

徳島県が首都圏で初の観光商談会を単独で開く 

2018年5月16日
編集部:平綿 裕一

2018年5月16日(水配信 

首都圏初開催、参加者らは熱心に聞き入った

 

徳島県は5月15日(火)に東京・ホテル雅叙園東京で、首都圏で初めて旅行会社向けの観光商談会を単独で開いた。参加者は200人を超えた。飯泉嘉門徳島県知事自らが登壇し、徳島の魅力を熱く語った。飯泉知事は「毎年継続的に行いたい」と首都圏でのプロモーションに意欲を示した。

 同日は1部で旅行会社との個別商談会を実施した。2部で飯泉知事は食や文化、アートのほか、観光地、観光施設など県の観光プレゼンテーションを行った。飯泉知事は「徳島の魅力を感じてもらい、旅行商品の造成をお願いしたい」と強調した。

飯泉知事がプレゼンテーションを実施

 今回の単独開催について知事は「四国全体で行うことにも、もちろん意義はある。ただ四国内でも競争がある。首都圏の皆様により徳島を知ってもらいたい。一方、先んじて行うことで、他県も開催するはず。各県が開催すれば、結果として四国のPRに相乗効果が生まれる。旅行者の皆様から『四国に来てよかった』と言ってもらえるかが、非常に重要なことだ」と取材に応えた。

 懇親会にはJTBの髙橋広行社長ほか多数の来賓が出席した。髙橋社長は「私は徳島の出身。今回で徳島の観光振興に対する熱意を感じ取ることができた。我われもしっかりと期待に応えていきたい」と述べた。

JTB髙橋社長

 一方で、徳島県は17年の延べ宿泊者数では全国最下位(延べ210万人)に甘んじている。愛媛県と比べ、半数以下だ。髙橋社長は「今後狙うべきポイントは2つある。1つ目は関西国際空港に多く訪れるインバウンドをいかに呼び込むか。2つ目は首都圏市場をいかに攻略するかにかかっている」とし、観光商談会を「ぜひ定期的に続けてほしい」と呼び掛けた。

 このほか、懇親会では徳島県産の食材を使った料理や地酒が振る舞われ、参加者らは舌鼓を打った。その後阿波踊りが披露され、初の観光商談会は盛会裡に終了した。

いいね・フォローして最新記事をチェック

コメント受付中
この記事への意見や感想をどうぞ!

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。