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7年連続目標達成、能登空港の搭乗率

2010年8月21日
編集部

 能登空港(石川県輪島市)の能登―羽田便の搭乗率(速報値)が、就航7年目(昨年7月7日―今年7月6日)も62・2%となり、年間目標だった62%を上回った。7年連続の目標達成になる。同空港は開港時(03年7月)から、全日本空輸と搭乗率保証制度を設け目標搭乗率を設定している。

 石川県によると、景気低迷による出張や旅行手控えなどの影響から4月末時点では搭乗率が60・4%まで落ち込んだが、地元商工団体などを中心に旅行や研修を企画して積極的に空港利用を呼びかけた結果だとしている。

 利用者総数は前年に比べると1597人減(1・1%)の14万8768人にとどまった。しかし、開港以来減り続けていた地元利用者数は前年を1433人上回る3万2486人となり、初めて増加に転じた。

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