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9月18日から1カ月間、山梨・増富温泉で

2010年9月11日
編集部

 山梨県北杜市の増富温泉で9月18日から10月17日までの1カ月間、ラジウム泉の効能をより身近に感じてもらうための催し「増富ラジウム温泉博覧会2010」が開かれる。期間中、温泉療法を題材にした講演や健康増進プログラムに加え、食や農業体験など、地域の魅力を伝える企画も実施する。今回が初めての試み。

 日帰り温泉を運営するみずがき山ふるさと振興財団や増富ラジウム峡観光協会などで組織する「増富ラジウムの郷博覧会実行委員会(小林忠雄委員長)」が主催する。これまで各団体や民間が独自に開いてきた湯治体験などを博覧会期間に集約し、広報活動に力を入れる。

 主なイベントは新潟大学医学部の安保徹教授の講演(9月18日、無料)や「健康増進プログラム」体験(期間中の平日、1人2500円)、農場「隅から隅まで体験」(期間中の金曜日、同500円)など。ラジウム温泉の歴史を紹介する展示館も開設する。参加にあたり、予約や健康保険証が必要なものもある。

 博覧会は中小企業庁の小規模事業者新事業全国展開支援事業の採択を受け、今年度から3年計画で取り組む。不老閣の八巻秀夫社長は「イベントを通じて、多くの湯治客から評価をいただいているラジウム温泉の良さを広く伝えたい」という。

 増富温泉は「(信玄公の隠し湯」ともいわれる。全国屈指のラジウム含有量を誇り、三朝温泉(鳥取県)、玉川温泉(秋田県)とともにラジウム3大温泉として知られている。
問い合わせ=増富の湯 電話:0551(20)6500。

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