18年4月までの累計で1千万人を突破 4月は290万人で単月として過去最高 観光庁
2018年5月18日(金) 配信
日本政府観光局(JNTO)によると、4月の訪日外国人旅行者数は前年同月比12・5%増の290万700人で単月として過去最高となった。4月までの累計は1051万9300人となり、過去最速で1千万人を超えた。政府目標の2020年に訪日外国人4千万人達成に向け、視界は良好だ。
これまで昨年7月の268万人が単月の過去最高値だったが、4月はこれを20万人以上、上回った。田村明比古観光庁長官は5月17日(木)の会見で、「今年はイースター休暇が3月にずれ需要が先食いしたが、近隣諸国を中心に航空便数が増えるなど増加に寄与した」と振り返った。
主要20市場で単月として過去最高だったのは、台湾が47万人(同13・7%増)、タイが14万8600人(同7・2%増)、フィリピンが6万3900人(同3・0%増)、ベトナムが5万300人(同29・2%増)、インドが1万7700人(同22・3%増)、フランスが4万4千人(同17・6%増)、ロシアが1万2400人(同37・3%増)で、計7市場。