北海道函館・湯の川温泉「ホテル万惣」新館オープン 食事処と料理を充実
2018年5月21日(月) 配信
オリックス不動産は2018年5月22日(火)、運営する北海道函館・湯の川温泉「ホテル万惣」の新館をオープンする。16年にリニューアルした「雅館」で営業していたビュッフェレストランを新館に移設。「料理に大変力を入れた」(同社広報部)と、北海道の“食”を呼び水に旅行者の関心を引き込む。
同ホテルは15年10月からオリックス不動産が経営を引き継ぎ、運営を始めた。新館に移すレストランの名称は、函館ダイニング「蔵祭(くらまつり)」。これまで人気だったレストラン「百鮮万菜」の経験を生かしつつ、「開放感ある会場と料理の充実をはかった」(同社)とする。
コンセプトは函館×蔵×祭りとし、北海道(函館)の食材や郷土料理が並ぶビュッフェコーナーなどを設置した。既存の会場から席数を増やして184席とし、小宴会が可能な個室やベンチシートを導入する。
料理人自らが、お客の目の前で調理するライブキッチンも強化。ベテランの職人が握る寿司や、鉄板焼き、あぶり焼きなどを出来立てで提供する。朝食では、函館の朝市の気分を味わえるよう、イクラ・マグロ・イカなどがのせ放題の海鮮丼を楽しめる。夕食では蟹コーナーも登場する。
なお、新館2階には6人まで泊まることができる大きめの部屋を新設した。昨今人気な女子会や家族3世代旅行など、多様化するニーズに応えていく。