8月の訪日外客数は18.2%増、個人ビザ緩和の中国は57.6%増に
日本政府観光局(JNTO)が発表した2010年8月の訪日外客数(速報値)は前年同月比18.2%増の80万3300人と10カ月連続で前年を上回った。昨年8月は円高、景気低迷などの影響で同8.4%減と減少したが、今年はその反動が生じ増加幅が拡大した。中国、タイ、フランス、ドイツが8月として過去最高を記録した。
主な市場別にみると、韓国は同29.3%増の24万6900人、訪日個人観光ビザの発給条件が大幅に緩和された中国は同57.6%増の17万1800人、台湾は同1.2%減の11万3400人、香港は同9.5%増の5万1600人となった。
出国日本人数は同9.4%増の165万9000人と6カ月連続の増加。