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No.261 上牧温泉の健康プラン - 温泉病院核に滞在型企画を

2010年10月11日
編集部

上牧温泉の健康プラン
温泉病院核に滞在型企画を

 群馬県・みなかみ町の上牧温泉旅館協同組合(石坂欣也理事長)は、2011年7―9月にJRグループと県が展開する「群馬デスティネーションキャンペーン」(群馬DC)に向け、温泉地内転泊のプランとして「月夜野 上牧温泉ダイエットプラン(仮称)」を企画した。9月16、17日の1泊2日で報道関係者など約10人を招いたモニターツアーを実施し、企画内容の体験を通した意見交換会などを行った。取り組みの経緯やツアー内容などを紹介する。

【飯塚 小牧】

「他産業連携で地域活性化」

 取り組みのきっかけは、来年実施される12年振りの群馬DC。現在、県内では、各市町村が観光素材の洗い出しと磨き上げに精を出している。みなかみ町は18の温泉地や近年、国内外でも話題のアウトドアスポーツの集積地という個性を生かした展開をしているが、合併した広域の町ということもあり、旧地区単位での素材を求められた。 そこで月夜野地区は、石坂理事長やみなかみ町観光協会の活動なども多く手掛ける辰巳館の深津卓也社長など若旦那衆を中心に、改めて自分たちの地域の魅力を考えることになった。

活発な意見交換会
活発な意見交換会

 当初はなかなか方向性が決まらなかったというが、石坂理事長は「関係者の方々と話しているなかで、上牧温泉病院があるじゃないかと指摘された。自分たちは、あるのが当たり前だと思っていたので、はっとさせられた」と改めて自分の地域の魅力に気付いた。温泉が多い群馬県内でも、温泉病院があるのは、上牧温泉と沢渡温泉のみ。この大きな特徴と温泉そのものを生かした取り組みを地域が一体となって展開するため、「温泉病院を核に滞在型の健康プランを企画しようということで、病院の協力を得て各旅館の転泊プランに行き着いた」。そのなかで、ラフティングを中心としたアウトドアスポーツを展開しているカッパクラブの小橋研二社長も参加してくれることになり、温泉とアウトドアスポーツなどの体験を組み合わせるという大枠ができ上がった。

 

※ 詳細は本紙1396号または日経テレコン21でお読みいただけます。

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