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今夏、二条城の入場時間拡大 「遠侍二の間」が初の特別入室実施

2018年5月25日
営業部:後藤 文昭

2018年5月25日(金) 配信

当時の人の目線で障壁画が堪能できる(写真は遠侍二の間)

二条城(京都府京都市)は今夏、城の価値、魅力を多くの人に実感してもらうため入城時間を拡大。期間中初の取り組みとして、国宝・二の丸御殿「遠侍二の間特別入室」行うほか、通常非公開の香雲亭で特別朝食を提供する。

 遠侍は、二の丸御殿最大の床面積を誇る場所。一の間・二の間・三の間・若松の間・勅使の間などに分かれている。期間中は通常廊下から見学する「遠侍二の間」に入室し 狩野甚之丞(かのうじんのじょう)が描いた竹林群虎図(障壁画)や天井画、欄間彫刻を間近で鑑賞することができる。とくに寛永当時のまま保存されている室内の天井画は、この機会でないと鑑賞できないため、貴重な機会だという。

大小の丸の中に、向かい合った鶴と花が極彩色で描かれている天井画。同じパターンのものがほぼないというのも魅力

 また通常非公開の清流園内香雲亭では、清流園を眺めながら京料理いそべ「季節の一品付 京のゆば粥御膳」(1日40食限定)の朝食が堪能できる。御膳には名残鱧や鮎など京都の季節の節目ごとの一品が添えられる。

9月1日~15日の季節の一品は萩豆腐と鱧の吸い物

「世界遺産 二条城の夏」 概要

期間:7月1日(日)~9月30日(日)

入城受付時間

7~8月

午前8:00~午後6:00(閉城は午後7:00)

※火曜日は,二の丸御殿観覧休止

9月

午前8:00~午後4:00(閉城は午後5:00)

7~9月、いずれも二の丸御殿は午前8:45~

入城料

一般個人600円、一般団体(30人以上)500円,中学・高校生350円,小学生200円(小学生未満無料)

7~8月の火曜日

一般個人400円,一般団体(30人以上)300円,小学・中学・高校生200円(小学生未満無料)

国宝・二の丸御殿遠侍(通称:虎の間)二の間特別入室

期間:7月4日(水)~8月6日(月) 

※火曜日は観覧できない。

観覧受付時間:午前8:45分~午後6:10(入城は午後6:00まで)

清流園・香雲亭で朝御膳(完全予約制)

香雲亭から清流園を望む景

期間:7月1日(日)~9月30日(日)

時間:午前8:30~午前9:30分

※午前8:20、香雲亭集合。

季節の一品

鱧おとし:7月1日(日)~25日(水)

賀茂茄子田楽:7月26日(木)~8月16日(木)

鮎の煎り出汁:8月17日(日)~31日(金)

萩豆腐と鱧の吸い物:9月1日(土)~15日(土)

名残鱧と松茸の茶碗蒸し:9月16日(日)~30日(日)

料金:3千円(税込)※入城料が別途必要。

申込み:6月1日(金)から受付開始

※予約は、前日午後4:00まで。

TEL:075-551-1203

受付時間:午前10:00~午後4:00

重要文化財・二の丸御殿障壁画原画公開

期間:7月12日(木)~9月9日(日)

入館受付時間:午前9:00~午後4:30(閉館は午後4:45)

場所:二条城障壁画 展示収蔵館

入館料:100円

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