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日本は538件で5位、09年世界の国際会議開催件数

2010年10月21日
編集部

 国際団体連合(UIA)が、このほど発表した2009年の世界の国際会議開催統計によると、日本の会議件数は前年から37件減少の538件だった。順位も1つ下げ、世界5位だった。アジアでは2位。

 世界で最も開催件数が多かった国は前年に引き続き、米国で1085件。続いてシンガポール(689件)、フランス(632件)、ドイツ(555件)、日本の順。前年からとくに件数を伸ばしたのは4位のドイツで、前年から115件増加し、順位も2つ上げた。

 また、都市別の開催件数のトップはシンガポールで689件、2位のブリュッセルが395件、3位のパリが316件。国内で最も開催件数が多い東京は134件で、世界11(前年は6)位、アジアでは3(同2)位。

 前年に比べ、日本国内の開催件数が減少したのは、国内団体が主催する会議が減少したため。国内団体主催の会議は企画から開催まで比較的短時間で実施されるが、世界的不況の影響で、開催経費の確保が困難だったことや、国内外からの会議参加者が減少し、UIAの基準に満たない会議になったことなどが要因。

 一方、国際機関主催の会議は増加傾向。国や地方自治体、日本政府観光局(JNTO)の誘致活動の成果だと考えられる。

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