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日韓交流人口1千万人時代に向け、「7人7色」のテーマ旅行をPR 韓国観光公社

2018年5月25日
編集部:平綿 裕一

2018年5月25日(金) 配信     

シンサンヨンKTO日本支社長があいさつ。約60人が参加し、熱心に聞き入った

 

韓国観光公社(KTO)は5月25日(金)に、東京都内で旅行・航空業界、マスコミ向けに2018年の韓国テーマ観光説明会を開いた。同社は今年2月に7人組の韓流グループBTOBを韓国広報大使に任命。平昌冬季オリンピック後の新たな観光素材としてメンバーを活用した「7人7色」のテーマ旅行を設定し、力を入れている。日韓観光交流人口の1千万人時代に向け、改めて韓国の魅力を紹介した。

 7つのテーマは公演と伝統市場、スポーツ、国際イベント、異色体験、食べ物、クルーズ。メンバー7人がそれぞれ1つ担当しPRしていく。

 とくに「公演(ソ・ウングァン氏担当)」は新たな韓国の観光素材として浮上してきた。韓国・大学路には約165カ所の劇場がある。英・ウェストエンドの約50カ所、米・ブロードウェイの約40カ所と比べ3―4倍ほども多い。

 「韓国らしく、韓国でしか見られないし、ここでしか体験できない旅行テーマが『公演』。これほど劇場が集まっているところは世界にない」。同日の会見で、チョンジンスKTOテーマ商品チーム長は自信をみせた。

 大学路では9月28日~10月31日から、韓国最大の公演観光フェスティバル「ウェルカム大学路」を開く。昨年から同社が行っている。韓流ドラマやK―POPなどのように、韓国の次なるコンンテツ“K―ミュージカル”として育てていく方向だ。

BTOBメンバーのソ・ウングァン氏

 同日にスペシャルゲストとして登場したBTOBのソ・ウングァン氏は「日韓の文化が共有できる場が今後もできてくれればいい。私たちもさまざまな活動を通して頑張っていきたい」と語った。

 このほか、アジア最大規模のEDMイベント「ワールドクラブドームコリア2018」などを紹介した。昨年は約12万人が参加し、今年は23のステージで約200人のDJが集うという。期間は9月14~16日の3日間。

 17年の日韓観光交流人口は945万人で、今年にも1千万人を超える見通し。KTO日本支社長のシンサンヨン氏は「平昌冬季オリンピック後は訪韓日本人旅行者も増えて、明るい兆しが見えてきた」と期待を述べた。

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