立山黒部アルペンルートで6月9日「佐々成政武者行列」開催
2018年5月28日(月) 配信
富山県富山市・長野県大町市・立山黒部貫光で組織する「立山黒部アルペンルート佐々成政武者行列実行委員会」は、2018年6月9日(土)に、立山黒部アルペンルートをメイン会場に「佐々成政武者行列」を開催する。
□雲上の武者行列で戦国時代にタイムトリップ!
このイベントは、立山黒部アルペンルートの玄関口である富山県富山市、長野県大町市で公募により選ばれた各10人が佐々成政役や重臣などに扮し、立山黒部アルペンルートを練り歩くもの。中間点である室堂では、合同イベントとして富山・大町両隊が立山信仰ゆかりの大姥尊(うばそん)を受け渡すほか、佐々成政公のザラ峠越えの逸話紹介や、来場者には、お酒や郷土料理「さらさら汁」の振る舞いがある。
□佐々成政公のザラ峠越えとは…
いまでも冬の立山登山は危険だが、現在から約430年ほど前の戦国時代に佐々成政はそれを果たした。なぜ危険な挑戦をする必要があったのか。今から430年ほど前、富山を治めていた佐々成政は、信長の死後、秀吉方と戦いになり苦戦していた。そこで、敵が攻めてこない雪の降る冬のあいだに、山を越えて家康に援助を求めようとした。これが「さらさら越え」。(豪雪で知られるザラ峠を超えたことから・諸説あり)
当時の状況は、敵に囲まれていたため、他のルートを取ることはできず、数多くの苦難を切り抜け、雪崩に脅かされ多くの家臣を失いながらも、ザラ峠を越え、現在の長野県大町市を通り、家康のいる浜松に到着したのだが、家康を説得することはできなかった。
□佐々成政武者行列イベントの見どころとスケジュール
午前8:10~:富山城出発イベント(富山隊)馬上の佐々成政公を中心に勝ちどきをあげ出発。勇壮な武者行列が富山城から行進し富山駅へ。その後、各種乗り物で室堂を目指す。城址公園内の富山市まちなか観光案内所で、馬のえさやり体験(午前10:00~午後4:00)を楽しめる。
正午12:00~同12:30:室堂合同イベント(富山隊・大町隊)
富山・大町両隊が記念品などを交換。佐々成政公のザラ峠越えの逸話を紹介し、立山信仰ゆかりの大姥尊(うばそん)像を受け渡す。また、無料振る舞いとして、来場者に、お酒や郷土料理「さらさら汁」を振る舞う。
※数量・時間限定
午後2:05~:黒部ダムえん提上イベント(大町隊)合同イベント後、大町隊は黒部ダムへ。雄大な自然を見渡せるダムえん堤上で、和太鼓演奏や、来場者と写真撮影を行う。
午後3:50~:西正院大姥堂イベント(大町隊)西正院(大町市)で野口百姓衆の迎えの言葉を受け、成政公が大姥尊像を奉納。勇ましい勝ちどきをあげイベントをしめくくる。
※武者行列に参加する公募エキストラの募集はすでに終了している。
※当日の天候状況により、イベントの実施内容に変更の場合あり。
※室堂での振る舞いは数に限りがある。
□今年も見どころ満載!立山黒部アルペンルート
第25回立山・雪の大谷ウォーク 2ndステージ
~さぁ、冒険の始まりだ!天空のSnow parkへ~ Adventure編~
開催期間:2018年5月7日(月)~6月22日(金)
イベント会場OPEN時間:午前8:45~開場(中央広場)
【ウォーキングゾーン】
入場時間:午前9:30~午後3:15(入場午後3:00まで)
参加費:入場無料
立山黒部アルペンルート佐々成政おもてなし武将隊 パフォーマンス
開催期間:2018年5月28日(月)~6月1日(金) 黒部ダム(ダムレスハウス前)に登場
石原裕次郎記念館のレガシーがご当地「黒部ダム」に
2017年8月末に惜しまれながら閉館した石原裕次郎記念館(北海道小樽市)。ここで展示されていた映画「黒部の太陽」関連の展示品を黒部ダム新展望広場特設会場に移築。映画「黒部の太陽」上映からちょうど50周年を迎える2018年4月より公開を開始した。
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