人気急上昇の離島、トップは奄美大島 スカイスキャナージャパンが調査
2018年5月28日(月) 配信
国内外の航空券・ホテル・レンタカーの比較検索サービスを提供するスカイスキャナージャパンが、「人気急上昇の離島トップ8」を発表した。最も伸び率が高かった離島は、奄美大島。離島への往復航空券の予約は、全体で前年比35.7%増の大幅な伸びとなった。
1位の奄美大島(鹿児島県)の伸び率は、前年比73.8%増(約1.7倍)。大阪(関西)や、近距離にある鹿児島や福岡といった空港からの予約がとくに伸びた。2位は世界自然遺産に登録されている屋久島(鹿児島県)で、鹿児島や福岡からの予約が大きく増加。同70.6%(約1.7倍)増となった。 3位は、五島列島の中心地福江島(長崎県)。 同社は、 7月にバニラエアの東京(成田)―石垣線と那覇ー石垣線、8月にスカイマークの名古屋(中部)―鹿児島線と鹿児島―奄美大島線などが新規就航を予定していることから、夏休みに向け、離島へのアクセスはより便利になると分析。また7月に日本エアコミューターが徳之島・沖永良部・那覇を結ぶ路線に就航することから、「離島間の周遊もさらにしやすくなる見通し」としている。
□人気急上昇の離島トップ8
1位 奄美大島(鹿児島県) +73・8%
2位 屋久島 (鹿児島県) +70・6%
3位 福江島 (長崎県) +37・3%
4位 石垣島 (沖縄県) +32・6%
5位 宮古島 (沖縄県) +28・9%
6位 種子島 (鹿児島県) +23・1%
7位 与論島 (鹿児島県) +21・2%
8位 八丈島 (東京都) +15・0%
調査方法:
国内の離島の空港を目的地とする往復便について、出発日が2017年5月1日(日)~2018年4月30日(日)のスカイスキャナー経由の予約席数と、出発日が2016年5月1日(日)~2017年4月30日(日)の予約席数を比較し、島ごとに伸び率順にランキングした。2016年5月1日(日)~2017年4月30日(日)の予約席数が中央値を下回る空港は除外した。