ツイッターの活用法学ぶ、日観連東京都支部 秋季セミナー
ツイッターの戦略的な活用法を学ぶ――。日本観光旅館連盟東京都支部(齊藤源久支部長)と、東京都ホテル旅館生活衛生同業組合(今井明男理事長)は10月29日、東京都千代田区の全国旅館会館で秋季研修会を開いた。
研修会では「ツイッター知ってますか? ツイッター使ってますか?」をテーマに、「なう」代表取締役でホテルサンルート札幌を経営する才式祐久氏と、「らーにんぐぽけっと」代表取締役の青山華子氏が講師として、ツイッターの入門から戦略的な活用方法まで説明した。
才式氏はツイッターの利点として、「1つの顧客支援が皆に伝わる」ことを挙げ、「○○してくれてありがとうという感動共有がフォロアーに伝わり、企業のメリットになる。ツイッターを活用することでお客様はターゲットではなく、パートナーという関係になる」と述べた。
青山氏は「ツイッター利用者は現在、国内で1千万人超でインターネット人口の16―18%」と紹介し、ツイッターの特徴について(1)共感者、応援者を増やすツールであって宣伝ツールではない(2)期間が限られたものを盛り上げるのにとくに効果を発揮する――などと説明した。さらに「個人のブランディングを促進し、認知度を高めるために有効であり、人との距離を早く縮めやすいので、準見込み客、見込み客を集めるために使うと効果的」とし、「ツイッターは上手に使うと『お客様を身内化する』」と語った。