大阪の観光情報を5カ国語でネイティブ翻訳し発信
2018年6月11日(月) 配信
R・S(大阪府大阪市)が運営する大阪の観光メディアサイト「OsakaYanen」はこのほど、ホテル配信システムと併せてメディアリニューアルし、本格的に始動した。大阪の観光情報を5カ国語で発信する。機械翻訳ではなく、ネイティブ翻訳にこだわった。多種多様な情報メディアがあるなか、訪日外国人旅行者はもちろん、国内旅行者も楽しませるコンテンツの提供を追求した。
「実際に取材班が現地に向かい取材・撮影を通じ、感じた生の声をお届けすることでより濃密な情報を届けたいと考えている」(同社)という。大阪の提携ホテルへも情報を配信し、ホテル内のQRコードなどを読み取ると、スマートフォンからでも記事を閲覧することができる。
今回はホテル配信システムを改善。各施設から最寄りの店などをリストとマップから検索・閲覧が可能となった。観光スポットまでのアクセスもワンタッチで確認できるようにするなど利便性を向上した。
今後は同サイトを軸としたインバウンド対策ツールとして、大阪の飲食店・小売店にシステム導入を促していく。来阪観光客と宿泊施設、飲食・小売店とをつないでいく考え。同社は「インバウンドの受入環境整備にも貢献していく」と意気込む。