インバウンド対応に、テレビ電話・多言語通訳 (サムライレンタカー×スマイルコール)
2018年6月11日(月) 配信
訪日外国人旅行者(インバウンド)向けのレンタカーサービス・サムライレンタカー(運営=エクシア、塚田裕二代表)はこのほど、成田空港店と新千歳空港店にテレビ電話による多言語通訳(スマイルコール)を導入した。インデンコンサルティング社が提供するもので、英語と中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語の5言語に対応する。貸渡時の完全無人化を実現する事業者が表れるなど、インバウンド需要の高まりを受け、競争が激化している。各社独自の仕組みを取り入れることで、差別化をはかる構えだ。
サムライレンタカーはすでに、中国語と英語に対応するインバウンド向け予約サイトを運営していたが、実店舗での事故・トラブル対応で多言語通訳の必要性を痛感したという。スマイルコールを導入することで、365日・24時間による多言語対応が可能となるため、店舗スタッフの負担軽減にも期待を寄せる。
スマイルコールはこれまで、大手百貨店や鉄道事業者、自治体、ホテルなどさまざまな施設で利用されてきた実績を持つ。特徴は、申し込みから利用までに時間がかからないこと。スマートフォン端末向けのアプリケーションを用いるため、設備の投資・設置に掛かる手間を省くことができるため、最短3営業日でサービスを利用できるようになる。