「旅の日」の会盛大に、「旅の日」川柳大賞を表彰
日本旅のペンクラブ(代表・山本鉱太郎氏)は5月16日、東京・目白の椿山荘で「旅の日」の会を開き、第3回「旅の日」川柳優秀作品の表彰式を開いた。今回は、東日本大震災の影響で、募集期間を2週間延長したこともあり、例年よりも1千句ほど多い4625句が寄せられた。厳正なる審査の結果、大賞に選ばれたのは、神奈川県横浜市の21歳の短大生、水野真由美さん。作品は「一人旅 自分ちょっぴり 好きになり」。山本代表から旅行券3万円と休暇村全村共通ペア無料宿泊券が副賞として贈られた。
第31回旅のペンクラブ賞には千葉県の「銚子電鉄」が受賞。小川文雄社長は「銚子名物の濡れ煎餅を売ろうという提案が社内からあったとき、鉄道屋として恥ずかしかったが、売上げは鉄道の4―5倍にも達した。全長6・4キロしかないローカル線に全国津々浦々から旅人が訪れてくれ、感謝している」と話した。