ぐんまちゃん家、銀座7丁目に移転オープン
2018年6月12日(火) 配信
群馬県(大澤正明知事)は6月12日(火)、東京の情報発信拠点「ぐんま総合情報センター(ぐんまちゃん家)」を銀座7丁目にプレオープンした。3月まで5丁目で運営していたが、スペース上の問題などから移転した。今回は1階の物産販売部門と2階の県事務所の先行オープンとなる。
新店舗では、これまで同様にパブリシティ活動や観光案内、物産販売などを行うほか、新たに県内産の野菜を使ったスイーツなども展開。また、2階には県内産の食材を利用したレストランを7月下旬に開店予定としており、これをもってグランドオープンとする。
同日のオープニングセレモニーで大澤知事は、「ぐんまちゃん家オープンから10年間、多くのお客様に群馬の魅力に触れていただいた。今回、移転しリニューアルオープンしたが、店内が広くなり野菜や果物、特産品のシルク商品の充実など、物産は幅広い商品展開ができるようになった」と紹介。「旬の食材を使ったレストランでは、食を通じて群馬の魅力を感じてほしい。さまざまな切り口で魅力を発信することで、実際に群馬を訪れるきっかけを作りたい。皆さんに親しまれるアンテナショップを目指す」と意気込んだ。
増加する訪日外国人観光客についても、「群馬を訪れる人は増えている。ぐんまちゃん家が発信拠点になることを期待している」と触れた。
店舗運営を委託する田園プラザ川場の永井彰一社長は「群馬でしかできないものを銀座スタイルで提供したい」と抱負を語った。また、ぐんま総合情報センターの宮崎信雄所長は「これまでの10年間の実績を生かしつつ、レストランなど新たな魅力を加えることでさらに多くの人に訪れてもらえるよう努めていく」と述べた。