沖縄県と包括的連携協定を締結 JALグループ
2018年6月19日(火) 配信
日本航空(JAL)、日本トランスオーシャン航空(JTA)、琉球エアコミューター(RAC)はこのほど、沖縄県と包括的連携協定を締結した。長年にわたり沖縄に根ざしてきた地元企業であるJTA、RACを核として、JALグループ総力を挙げて、沖縄県と相互かつ緊密な連携や協力を行い、沖縄の振興と地域社会の永続的な発展に寄与していく。
□協定の概要
(1)国際的な沖縄観光ブランドの確立
(2)ものづくり産業の振興と地域ブランドの形成
(3)伝統文化の保全・継承および新たな文化の創造
(4)離島を含む地域社会の産業振興と活性化
(5)自然環境の保全・再生・適正利用
(6)子供・若者の育成支援
(7)その他、沖縄21世紀ビジョンに掲げられた施策の推進
□主な取り組み
ものづくり産業の振興と地域ブランドの形成に関すること
・「國酒・琉球泡盛応援プロジェクト」による泡盛のPR、国内外への販売促進協力
・JTA便機内でのシークヮーサードリンク提供
伝統文化の保全・継承および新たな文化の創造に関すること
・かりゆしウェア普及/PR活動(客室乗務員/地上係員のかりゆしウェア着用)
・島くとぅば(島ことば)の普及活動(機内/県内空港での島くとぅばアナウンス、機内での島くとぅばシール配布)
・空手発祥の地OKINAWA「空手ジェット」の就航
離島を含む地域社会の産業振興と活性化に関すること
・県内離島イベントへの協賛、臨時便運航
・島あっちぃ(島歩き)事業へのPR協力
・機内誌やHPなどさまざまなコンテンツによる離島の魅力発信
・災害発生時などの離島復旧支援
自然環境の保全・再生・適正利用に関すること
・世界自然遺産登録への支援、シンポジウム開催
・除草/ビーチ クリーン活動、ロードキル防止標識
子供・若者の育成支援に関すること
・航空教室の実施(各離島、本島北部、那覇空港)
・あおぞら図画コンクールの実施
・琉球大学、沖縄高専との連携協定締結