“エコロジーでエコノミー”「取材ウェルカム宣言」で地域活性化
良質の小旅館で組織される「日本エコノミ観光旅館連盟」(小林照雄会長、49会員)は4月20日、東京都内で総会を開き、今年度から新たに「エコロジーでエコノミー」をキーワードに、会員旅館の豊かな個性と専門性をさらに伸ばしていくことを決めた。
各宿が「取材ウェルカム宣言」を行い、地域の歴史や文化、自然に精通する小旅館の主人という特性をフルに生かして、取材活動の基地・拠点の役割を果たし、地域の活性化につなげていく考えだ。
さらに、東日本大震災後の観光振興策として、(1)青森県のアップルジュースを会員全宿で朝食に使う(2)おいしい水をおみやげにする(3)北海道エリアや信州の車山高原などではクーラーのない涼しいECOSTAYを体験してもらう――などのプランを考案中という。