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小笠原諸島と平泉、世界遺産に登録決定

2011年7月1日
編集部

 6月19―29日、フランスのパリで開かれた第35回ユネスコ世界遺産委員会は小笠原諸島(東京都小笠原村)と平泉(岩手県平泉町)の世界遺産登録を決定した。
 小笠原諸島は、これまで大陸と地続きになったことがない海洋島として動植物の独自の生態系が見られることなどが評価され世界自然遺産に登録。平泉は中尊寺金色堂に代表される遺産群が仏教の浄土信仰思想を現生に象徴的に明示しているとして世界文化遺産に登録された。今回の2件を加えて、日本の文化遺産は12件、自然遺産は4件となった。

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