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観光立国へ一致団結 日観連総会

2011年7月1日
編集部

 日本観光旅館連盟は6月24日、東京都内のホテルで2011年度通常総会を開き、国際観光旅館連盟との合併を承認した。近兼会長は「熊本総会以来20年かかった国観連との合併が今年の最大のテーマ。ようやく6合目まで来たという感じ。これから各論に入り、諸問題もあるが乗り越えていきたい。合併団体は全旅連を交え、観光立国実現へ一致団結していきたい」と語った。

 10年度は、それまでの15支部体制から、国土交通運輸局と同一地域割となる全国9支部体制へ再編成。すでに9支部体制の国観連との合併へ地均しをした。国観連の佐藤会長は「近兼会長は就任後すぐに支部の再編を行い、合併のための土壌作りをしてくれた。国観連の背中を押してくれ、スピードがついた」と再編を高く評価する。

 11年度事業は国観連との合併への準備や、日観連ホームページ「やど日本」の会員情報の充実、「日本ユネスコ協会連盟」との連携など。任期満了に伴う役員改選では副会長に、瑠璃光(石川県・山代温泉)の萬谷正幸社長、名古屋セントラルホテル(愛知県)の北島龍次社長、寿美礼旅館(山口県下関市)の和田好弘社長が新たに就任。

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