夏休みは、四国エリアが人気 楽天トラベルが発表
2018年6月29日(金) 配信
今年の夏休みは、四国エリアが人気だ。楽天トラベルがこのほど発表した、国内旅行の「都道府県別人気上昇ランキング」(速報版)によると、徳島県が前年同期と比べ30・9%増とトップの伸び率を記録した。高知県が、22・7%増と次に続く。阿波おどり(徳島市)や「志国高知 幕末維新博」(第二幕、高知県)など、四国エリアのさまざまな催しが注目を集めているようだ。
徳島市の阿波おどり実行委員会は今年、FacebookとInstagramアカウントを開設し、国内外に対し広く、イベント情報の発信を行っている。6月14日(木)からは、Instagramを利用したフォトコンテスト企画を立ち上げ、徳島の阿波おどりに関連する写真・動画の募集を開始した。実際のおどりのほか、練習風景のようすも募ることで、行政と実行委員会、地域住民が三位一体となった誘致キャンペーンを目指す。
「志国高知 幕末維新博」第二幕が開幕した高知県は4月、高知市桂浜に「高知県立坂本龍馬記念館」をグランドオープンし、全国から幕末ファンを魅了している。同館に問い合わせたところ、グランドオープンした4月21日(土)から6月28日(木)までの来館者数は5万7393人。前年同期と比べ1・3~1・4倍増加している。「夏休みシーズン、ぜひ多くの方に訪れてほしい」とした。
国内旅行の「都道府県別人気上昇ランキング」(速報版、楽天トラベル調べ)、トップ5は以下の通り。なお、予約人泊数では、沖縄県がトップとなった。
順位 | 都道府名 | 伸び率 |
---|---|---|
1位 | 徳島県 | 30・9% |
2位 | 高知県 | 22・7% |
3位 | 三重県 | 22・0% |
4位 | 島根県 | 19・2% |
5位 | 滋賀県 | 18・6% |