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JAF、インバウンド向けサイト開設 81の自治体と連携

2018年7月3日
編集部:謝 谷楓

2018年7月3日(火) 配信

JAFが、インバウンド向けサイトをオープンした。81自治体の英語版情報発信サイトにアクセスできる

JAF(日本自動車連盟)はこのほど、訪日外国人旅行者(インバウンド)向けウェブサイト「Discover Local Attractions in Japan」をオープンした。ポータルサイトとして、81自治体の観光情報ウェブサイト(英語版)にアクセスできる。インバウンドによるレンタカー利用が増えるなか、さらなるコンテンツの充実に期待したい。

 JAFは2010年より、会員向けサービス向上の一環として、全国の市町村(486自治体)と観光協定を結んできた。日本語版ウェブサイトでは、各エリアオススメのドライブコースを掲載するなど、地域への誘客支援に努めている。各支部によるプレゼント企画も豊富、ドライブで各地に訪れてもらえるよう工夫を重ねてきた。

 新設サイトでは現在、英文による地域の紹介と、情報サイトへのリンクのみを掲載。問い合わせたところ、現時点では日本語版に類似するサービス提供は予定していないという。

 なお、政府は、6月に発表した「観光ビジョン実現プログラム2018」で、世界水準の旅行サービスを実現するため、「道の駅」の外客対応促進や、高速道路周遊パスの充実を掲げている。レンタカーを利用する際に必要となる翻訳文の入手についても、利便性を高めるとした。JAFでは今後も、インバウンド向け情報発信に力を尽くすとしていることから、より一歩踏み込んだ展開の可能性も。

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