ナビタイム×Amazon Echo Spot 運行情報の把握直感的に
2018年7月4日(水) 配信
ナビタイムジャパンはこのほど、スマートスピーカー「Amazon Echo Spot」向けの乗換案内・運行情報提供サービスを始めると発表した。「アレクサ、ナビタイムを開いて」という音声操作だけで、各種情報にアクセスできる。「Echo Spot」は、2・5㌅の小型ディスプレイが付いた「Echo」の進化版。ナビタイムジャパンによる同サービスは、7月26日(木)の出荷日から順次利用可能だ。
「Echo Spot」ではフロントカメラも追加され、ビデオ通話やメッセージによるコミュニケーションツールとしての期待が高い。「Echo」シリーズは昨年、日経MJヒット商品番付で大関にランクインしたAIスピーカーブームの立役者。家電の制御や、各種手配・情報検索に役立つことから、広く関心を集めていた。ナビタイムジャパンでも、「Echo」出荷に合わせて乗換案内サービスを提供するなど、コンテンツ提供に前向きだった。
新たにディスプレイが追加された「Echo Spot」では、画面の背景色を変化させるなど、より直感的に運行状態を確認できるよう工夫を凝らしたという。記者も自宅で「Echo」を利用しているが、天気・スケジュールといった各種情報の読み上げに時間が掛かるため、忙しい朝には少々焦れったさを感じることも。今回はまだ予約をしていないが、ディスプレイを活用した新サービスには関心を寄せている。触手が動くかもしれない。