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小中学生の地域イノベーター育成を 「Glocal Design School」設立

2018年7月6日
編集部:井坂 和香

2018年7月6日(金) 配信

子供たちによる店頭販売のようす

JTB(髙橋広行社長)とエムスクエア・ラボ(加藤百合子社長、静岡県菊川市)とアクトインディ(下元敬道社長、東京都品川区)は、3者共同で7月5日(木)に株式会社「Glocal Design School」を立ち上げた。小中学生を対象に、農業を通じて子供たちが地域や社会とつながり、地域の次世代イノベーターの育成を目指す。

 「Glocal Design School」の前身である「農学芸スクール事業Agri Arts&Science School」は、静岡県掛川市の受託事業として2016年からスタート。地域の小中学生が起業から会社経営を経験することができる地域部活動「ジュニアビレッジ」を運営してきた。

 第1号の「菊川ジュニアビレッジ」は、菊川市の主産業の茶業の活性化と、農業を通して地域の小中学生の人材育成に取り組む。ハーブの栽培やハーブティーの商品開発、販売開拓、活動資金確保や収支報告まで、子供たちが主体的に経営を行っている。

 「菊川ジュニアビレッジ」運営での経験やJTBの営業ネットワーク、エムスクエア・ラボの農業情報システム、アクトインディのインターネットサービスノウハウを生かして「Glocal Design School」の事業を推進する。異業種の連携で「ジュニアビレッジ」の拡大をはかる。今後は千葉県柏市や神奈川県横須賀市でのジュニアビレッジの展開を計画している。

 

菊川市でハーブを栽培

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