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10月から南九州DC、“のんびり過ごす極情の旅”

2011年9月10日
編集部
3県代表し蒲島・熊本県知事があいさつ(中央)
3県代表し蒲島・熊本県知事があいさつ(中央)

 熊本と宮崎、鹿児島の3県とJRグループは10月1日から12月末まで、3県デスティネーションキャンペーンを展開する。九州新幹線の全線開通を機に、全国から誘客を目指すもので、〝のんびり過ごす極情の旅〟をキャッチフレーズに、3県が誇る「温泉」「自然」「観光列車」「伝統」「美味」の観光素材と温かい「極上の人情」でもてなす。

 8月31日に熊本市内で行われたJR、3県の共同記者会見で、JR九州の唐池恒二社長は「3県の境を取り払い、九州新幹線で全国から多くの観光客をお迎えしたい。最速の新幹線と、3県を走る7つの観光列車によるスローな旅の魅力を全国発信する」と述べた。

 3県を代表し蒲島郁夫熊本県知事は「東日本大震災の被災地へ南九州から元気を届け、日本再生の原動力になるようなキャンペーンにしたい」と力を込めた。

 DCでは全国のJR主要駅で5連張りポスターを掲示し、無料のガイドブックを52万部配布。熊本城で10月8日から10日まで開幕イベントを開催し、3県の郷土料理を提供する「南九州くいだおれ博覧会」や、ギネス記録に挑戦する3千人の和太鼓演奏、女子高生による「書道ガールズ甲子園」で盛り上げる。

 総計153人に3県の温泉宿泊券などが当たるほか割引特典付のガイドブックを配布し、旅行商品購入で各県のプレゼントがもらえる。熊本県では定期観光バス「もりめぐりん」「みずめぐりん」が半額になるほか、天草ではガイド付イルカウォッチングが登場する。

 宮崎県では周遊観光バス「ぐるりんひむか号」の乗客に特産品をプレゼント。日南市では食べあるき・まち歩きマップを割引販売する。鹿児島県は霧島神宮温泉のお得な湯めぐり券や、指宿をお得に満喫できる企画もある。

 DCと連動してJR九州が来年3月末まで、「列車でめぐる極情の旅 南九州キャンペーン」を実施。10月8日に「あまくさみすみ線(三角線)」に新特急「A列車で行こう」を運行させるほか、熊本―宮地間を走る特急「あそぼーい」を、10月15、16日、11月19、20日、12月23、24、25日の7日間、特別に博多―宮地間で運転する。

 新幹線駅や主要駅から気軽に観光できる30コースのタクシープランや、指宿・霧島・阿蘇地域で1日乗降自由の「のったりおりたりマイプランバス」も設定する。

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