八丈島が店舗レジで支払いと同時に現金を引き出せるサービスを開始へ
2018年7月11日(水) 配信
八丈町と島内の民間事業者が連携して7月14日(土)から、店舗のレジで買い物の支払いと同時に現金を引き出せるサービスを始める。観光客のATM利用環境への不満を改善し、滞在時やショッピングの利便性・満足度向上をはかる。現金のみの決算が多い島しょ地域で、サービス導入によりキャッシュレス化も進めていく考えだ。
現状、八丈島はATM設置台数が少なく、土日祝日や深夜はATM稼動時間が限定されている。さらに、ATMの利用機会が多いコンビニエンスストアが、八丈島にはない。「八丈島のATM利用環境を知らずに来島した観光客が現金を引き出せず、町役場などに不満が多く寄せられていた」(同町)と、八丈島の観光課題になっていた。
これらの問題を解決するため、島内の空港やホテル、タクシー、スーパーなどの民間事業者と連携。今回のJ-Debit「キャッシュアウトサービス」の導入を決めた。一方、これまで現金決済のみであった空港やタクシー、飲食店などの店舗に、キャッシュレス決済が整備されることになる。買い物の支払いにJ-Debitのデビット決済が使われることで、八丈島のキャッシュレス決済の増加にも期待を寄せる。
八丈島全域にサービスが導入されることで、ATMが無い地域やATM営業時間外であっても現金の引き出しができるようになる。これまで現金が足りずに購買を諦めていた分を穴埋めすることで、店舗の売上増につなげ地元経済の活性化にも貢献していく方向だ。
今後は八丈島をモデルケースとし、同様の課題を抱える全国の島しょ地域や山間部、過疎地域などでサービス導入を支援していく。
利便性が広がるという事で楽しみな記事です。
しかし、イオンでのJ-debitキャッシュアウトは対応金融機関がごく限られていたという先例があり、
大手都市銀行・地方銀行・信用金庫でも非対応の金融機関があり、
今までのJ-debit加盟店のように、ほとんどすべてのキャッシュカードが扱える状況からは程遠かったです。
したがって、八丈島でキャッシュアウトできる金融機関キャッシュカードも限られるのではないかという懸念があります。
また、J-debit加盟店の標識には2種類あるようで、今までのJ-debitの標識、新しい標識は今までと青と緑の色の配色を逆にして星印を付いている標識があり、
どうやら、星印ありの加盟店で使えるキャッシュカードはごく限られるような印象を受けます。
この点が解決されることを願います。
もし、解決されないとすれば、
なので、通常の物販店では従来のほとんどのキャッシュカードが扱えるJ-debit加盟店契約、キャッシュアウトできるレジは星印付きのキャッシュアウト可能と表示してある加盟店契約などと区別して混乱なく取り扱ってほしいと思います。
2018年7月1日現在550金融機関が利用可能で、毎月1日に順次追加されます。
お返事有り難うございます。
順次利用金融機関が増えるのは頼もしいことです。
550の金融機関ということですが、
実はイオンの一部の店舗でキャッシュアウトできる金融機関の数も550ぐらいなんです。
信金・信組・農協など地域が限られた金融機関が多く、大手都銀はみずほだけだったんです。
キャッシュアウト非対応も含めて、J-debitサービスを取り扱っている金融機関はおよそ1060ぐらいみたいです。
徐々に増えて便利になると良いと思っています。