山梨ヌーボーが解禁、都内でPRイベント実施
山梨県ワイン酒造組合(齊藤浩会長)は11月3日、東京都港区の日比谷公園で山梨県産の2011年の新酒ワイン解禁を祝うイベント「2011山梨ヌーボーまつり」を開いた。試飲コーナーには県内のワイナリー36社が丹精込めて醸造した60銘柄以上のボトルが並び、解禁されたばかりの新酒ワインを楽しもうと多くの人が集まった。
齊藤会長は「今日はお披露目の第1日目。美味しい新酒ワインをゆっくりと楽しんでいただきたい」とあいさつした。また「名誉ソムリエ」の称号を持つ横内正明山梨県知事も登壇し、「山梨のワインはヨーロッパをはじめ海外でも高い評価を得ている」とアピールした。日本ワインを愛する会の副会長でもある俳優の辰巳琢郎さんも駆けつけ、新酒の解禁を祝った。
山梨県ワイン酒造組合は08年からボージョレー・ヌーボーに先立つ11月3日を「山梨ヌーボー解禁日」として独自に設定。PRの一環として行われた本イベントでは入場時(入場料2千円)にもらえる専用グラスで新酒ワインを楽しめる試飲コーナーや、気に入った銘柄を購入できる販売ブース、甲府名物の鳥モツ煮やヤマメの塩焼きなどが並ぶ特産品販売コーナーなどが設けられた。同イベントは19、20日に甲府市でも実施された。