小学生以下を対象に「立山黒部アルペンルート」のスタンプラリー開催中、8月31日(金)まで
2018年7月24日(火) 配信
北アルプスの山岳観光地、「立山黒部アルペンルート」を運営する立山黒部貫光(佐伯博社長、富山県富山市)は、7月21日(土)から子供向けのスタンプラリーを開始した。ケーブルカーや高原バス、ロープウェイなど高所ならではの珍しい乗り物からの景色を楽しみながら、ルートのない各駅を巡る。実施期間は8月31日(金)までとなっている。
小学生以下の子供を対象に、アルペンルートの乗車券購入時にスタンプ専用の手帳を配布する。乗車券購入場所は、富山地方鉄道の電鉄富山駅と立山黒部アルペンルートの立山駅・黒部湖駅、扇沢駅の窓口。
立山駅から黒部湖駅間の6カ所(立山駅、美女平、室堂、大観峰、黒部平、黒部湖)にあるスタンプを3つ集めると、達成記念スタンプと一緒に景品のオリジナルクリアファイルがもらえる。手帳にはクイズが1問あり、答えを室堂駅の駅員に伝え正解すると、さらに記念品の乗り物シールが手に入る。
立山黒部アルペンルートのりもの大図鑑
立山黒部アルペンルートスタンプラリー
□ユニークなアルペンルートの乗り物
富山県側の立山町「立山駅」から長野県側の大町市「扇沢駅」までの総延長37.2㌔、最大高低差1975㍍の区間を、6種類の乗り物でめぐる。ユニークな乗り物を楽しみながら、アルペンルートを横断できる。
1.【立山ケーブルカー:立山駅ー美女平】
(距離1.3㌔・所要時間7分・高低差502㍍)
珍しい大きな荷台付きのケーブルカーが、標高差500㍍、平均勾配24度を一気にかけのぼる。
2.【立山高原バス:美女平ー室堂】
(距離23㌔・所要時間50分・高低差1473㍍)
約1500㍍の標高差の大自然の変化を車窓からの景色で楽しむことができる。
3.【立山トンネルトロリーバス:室堂ー大観峰】
(距離3.7㌔・所要時間10分・高低差134㍍)
日本最高所の鉄道駅室堂を起点に、立山の主峰雄山(3003㍍)の直下を貫通している立山トンネルを走る。
4.【立山ロープウェイ:大観峰ー黒部平】
(距離1.7㌔・所要時間7分・高低差488㍍)
支柱を一本も使わない「ワンスパン方式」としては日本最大級の長さ1.7㌔をワイヤーだけで結んでいる。
5.【黒部ケーブルカー:黒部平ー黒部湖】
(距離0.8km・所要時間5分・高低差373m)
自然保護と雪害防止から、日本で唯一の全線地下式ケーブルカーで、最大勾配31度の急斜面を走ります。
6.【関電トンネルトロリーバス:黒部ダムー扇沢】
(距離6.1㌔・所要時間16分・高低差37㍍)
来年(2019年)から電気バスに変わるため、トロリーバスとしては、今年(2018年)がラストラン運行となる。