愛車で約200㌔走り抜ける――。サイクリストのための「しまなみ海道」モニターツアー販売
2018年7月25日(水) 配信
日本旅行(堀坂明弘社長)はこのほど、サイクリストのための「しまなみ海道」モニターツアー3日間を売り出した。愛車で約200㌔を走り抜ける旅。各日各区間で手荷物配送サービスも付いており、サイクリングに専念できるようにした。愛車を完全に分解しないでも収納できる専用のボックスを用意し、到着してからの組み立て作業量も軽減。近年人気を集めるサイクルツーリズに、愛好者らの視点に立ったサービスを提供し、多様なニーズに応えていく考えだ。
専用ボックスは自転車輸送用の受託手荷物専用ボックス(SBCONTM(エスビーコン)※)。日本航空(JAL、赤坂祐二社長)とせとうち観光推進機構(佐々木隆之会長)、S-WORKS(坂本潤代表社員)が共同開発した。今回はエスビーコンのお披露目を記念したツアーとなる。
これまで自転車を航空機内に預けるときは、利用者が分解し、輪行用の袋などに収納する必要があった。エスビーコンを使うことで、愛車の分解・組み立てを最小限に留め、目的地まで安全に運ぶことができるようになった。
※SBCONTM:Smart Bicycle Container の略
モニターツアーの出発日は8月24日(金)限定。募集人数は10人で、旅行代金は大人1人6万9千円(2人1室利用)、 7万9千円(1人1室利用)。1、2日目の宿泊施設は共に、部屋まで自転車を持ち込める。特典として「しまなみ島走MAP」などが付く。