test

台風被害の3県応援、観光庁長官の感謝状も

2012年1月11日
編集部

 日本旅行業協会(JATA)と全国旅行業協会(ANTA)は共催で1月1日から3月31日までの3カ月間、観光庁長官の感謝状などが贈られる「奈良・和歌山・三重応援キャンペーン」を実施している。昨秋に台風の大きな被害を受けた3県の旅行需要の回復をはかるのが目的。両協会が共催で特定の地域キャンペーンを展開するのは初めて。

 期間中にJATAかANTAの会員会社で3県のうち、1県以上に宿泊する旅行を購入し、その旅の想い出を綴った250字程度のメッセージと、現地で撮影した写真を添付して応募する。優秀作品には、観光庁長官と両協会の会長から感謝状が贈られる。応募は宿泊のみの購入でも可。

 告知は、国内旅行振興キャンペーンポータルサイト「がんばろう!日本」や観光庁、JATA、ANTAの各HPにバナーを設置して行う。応募はキャンペーン専用facebookページ(http://on.fb.me/vOZcuO )から。応募は4月20日まで。優秀作品は計30人を選出。観光庁長官からの感謝状とJATA会長からの感謝状、ANTA会長からの感謝状を各10人ずつ授与する。また、それぞれ5千円相当の副賞も贈る。

 JATAの中村達朗理事長はキャンペーンに「3県にぜひ訪れてほしい」という強い想いを込めたとし、「感謝状はなかなか出るものではないので、旅行の思い出をお寄せいただきたい」と呼び掛けた。キャンセル数など3県の詳しい数字については調査ができていないというが、奈良県十津川村は道路の寸断などが影響したものの、昨年11月初旬から客足が戻り始めたという。

いいね・フォローして最新記事をチェック

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。