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「ドラマ館」「歴史館」オープン、清盛ゆかりの地を発信

2012年2月1日
編集部
清盛(松山ケンイチさん)の等身大ディスプレイ
清盛(松山ケンイチさん)の等身大ディスプレイ

 NHK大河ドラマ「平清盛」の放送に合わせ、ドラマ使用の衣装や小道具を展示する「ドラマ館」と、平安時代の歴史や神戸港の歩みなどを紹介する「歴史館」が1月21日、神戸市内にオープンした。

 ドラマ館は同市中央区のハーバーランドセンタービル内に設置。ドラマ出演者の紹介パネルやサイン色紙などを並べ、大河ドラマの世界観を創出。主演の松山ケンイチさん扮する清盛の等身大ディスプレイや、幻の福原京を再現したジオラマなどが目を引く。ドラマのダイジェストや福原京の解説映像も120インチ大型スクリーンで楽しめる。

 歴史館はドラマ館から一駅離れた中央市場前に整備。遺跡や出土品などの展示を核に、清盛と神戸の関係性を発信するほか、歴史ガイドツアーの拠点としても活用する。屋外に設けたイベント広場では期間中の土・日曜日に、新結成された「神戸・清盛隊」によるパフォーマンスショーも行う。

 入館料は両館セットで前売り、大人600円、小・中学生300円。当日券は大人700円、小・中学生350円。単館入場券も設定する。コンビニやJTB、神戸市内の主な旅行会社で販売する。

 開館時間は午前9時から午後5時まで。来年1月14日までの開館で、入館者数40万人を見込む。

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