愛媛の美味しい食材、表参道で3月3日まで
愛媛県は、首都圏に住む若い世代に同県の農林水産物の認知向上をはかるため、3月3日まで東京の表参道エリアで「えひめカフェ」プロジェクトを展開する。2月2日のオープニングイベントには、愛媛県出身のお笑い芸人の友近さんと中村時広愛媛県知事が、冬の風物詩である「こたつ」に入って愛媛産のみかんを食べながらのトークショーを行った。
中村県知事は「愛媛県は山の幸、海の幸と美味しい食材が豊富だが、PRが下手で特徴が東京まで届いていなかった。今回、表参道に来る若い人達に愛媛産の農産物の魅力を伝えたい」と力を込めた。友近さんは愛媛のオリジナル品種みかん「甘平」を食べながら「身がふっくらとしていてジューシーで甘い」とPR。さらに、宇和島で養殖された鯛「愛鯛」を試食し、「天然ものよりも身が柔らかく若い人に人気がある」とアピールした。
同プロジェクトは「Eat Enjoy HOME」をテーマに情報感度の高い人が集まる表参道エリアのカフェやヘアサロン計24店舗で、愛媛県の農林水産物を使ったオリジナルフードやドリンクを提供。展開店舗の情報をまとめたマップや愛媛の柑橘と美容に関する情報紹介したフリーペーパーも配布する。旗艦店の「dining cafe HOME」では、テラスのテーブルを「こたつ」風にアレンジした新しいスタイル「こたつカフェ」を提案し、愛媛食材を使ったオリジナルメニューも展開する。