天草で料理セミナー、女将や料理長ら約90人参加
熊本県観光連盟は熊本県旅連女将の会と共催で3月6日、熊本県天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草で「地元食材を使った料理セミナー」を開いた。辻調グループと旅行新聞新社が企画・協力し、辻調グループの講師が、天草産伊勢えびなどを使用した料理を実演で紹介した。セミナーには地元や県内の旅館・ホテルから女将、料理長ら約90人が参加した。
冒頭、熊本県観光課の宮尾千加子課長は「新幹線開業から1年が経つが、昨年は関西方面からの集客が好調で、県全体でも数%のアップを見込んでいる。今年は2年目を迎え、難しい時期。東日本への注目が集まる今年は西日本にとって正念場だが、皆さんと一緒に気を引き締めて取り組みたい」とあいさつ。「また来たいと思っていただくには、おもてなしが重要。とくに料理は一番心に残ると思うので、セミナーで多くのヒントを持ち帰り、それぞれの立場で活用していただきたい」と語った。
セミナーは辻調グループ・西洋料理教授の杉本昌宏氏が「地元食材を使ったフランス料理の実演」をテーマにフランス料理から2品を紹介。試食も配布するなど、参加者に好評を得た。